どうも!

今日は過激な・・・というより、

まんまな(笑)タイトルをつけてみました。

バウナーです。

この手の話題は、苦手な人は本当に苦手ですからね。

特に自身が被害者で今も被害や記憶に苦しんでいる人は

うかつに閲覧できない問題だと思います。

そういう方々は、

言葉を受け取れるあなたなりのタイミングというものが

必ずありますので、決していま無理して読もうとしないで

くださいね。

ただね、

性犯罪?そんなの遠いどこかの珍しい出来事だろ?

自分関係ないし!被害者にも会ったことないし!って人。

そういう人には今日のいまからその他人事マインドを

捨ててほしいんですよ。

「たまたま」今まで被害にあわなかっただけで、

男も女も関係なく

明日にでも自分が被害者になるかもしれないんだから。

 

実際、

性犯罪の被害者がどれくらいいるのかなんて

想像するしかないわけですよ。

ご参考までに

警察庁のWebサイトからダウンロードした

令和3年の犯罪統計によれば、令和3年1月~12月の認知件数は

確定値で

  強制性交等  ・・・ 1388 件

  強制わいせつ ・・・ 4283 件

だそうです。

単純に合算したら5600件以上になりますね。

これはあくまでも警察庁が認知している件数ですから、

様々な事情で被害届を出そうとしなかったとか、

届を出したくても受理してもらえなかったケースなんかは

当然数字に入っていません。

(それと、

 こういう統計に関しては全くの素人なので

 あてずっぽうで書きますが、

 一人の人が複数回の被害にあっていても、

 届け出の仕方によっては統計上「1件」に

 なるケースも多いのではないか?と

 思ったりします。)

どれだけの被害者が泣き寝入りしているかは、

推測する他にありません。

泣き寝入りの割合の予測は人によって違っていて、

9割弱という人もいれば96%という人もいるのですが

ほとんど表ざたにならない犯罪だということは間違い

ないでしょうね。

警察はおろか、身近な人にも被害を打ち明けられない

という人も少なくないそうです

 

本当にザックリ9割が泣き寝入りだと仮定すれば、

昨年の強制性交等・強制わいせつの発生件数は

5600の10倍、5万6000件くらいという

推測になります。

あくまで仮説だけど、この数字すごいよね。

ちなみに、

総務省から先月発表された最新の人口統計は

昨年10月1日時点の値(確定値)で

1億2550万2千人だそうです。

法治国家で治安が良いとされる日本、その中で

1年間に5万件以上犯罪が起きて4万件近くが

泣き寝入りしているとしたら・・・?

人口から見てもやばい数だと思いませんか?

 

さらにご参考までに、

バウナー個人が知りえた限りのことを申しますと。

自分の性犯罪の被害件数

 ・・・大小合わせて20件くらい?

性犯罪にあったことがあると言っていた知人の数

 ・・・ざっと思い返せるだけで大小合わせて10人

性犯罪の加害者だと(具体的な事例と共に)

 言われている知人・・・1人

数字にするとこんな感じになります。

ご要望があれば自分の被害の内容をもっと具体的に

書くこともできますが、まあそれはご要望次第で。

性犯罪は他人事とのほほんとしているみなさんへ、

特に公共のトイレと電車は警戒して損なしです

実体験に基づいて警告しておきます。

加害者のみなさんはこんな文章読んじゃいないと

思いますが、もし読んでいたらこれだけは知って

おいてほしい。

あなたは非常に罪深いが、被害者は決して悪くない

 

性犯罪の加害に走る心理には、いくつかの側面が

あるそうです。

必ずしも性欲に関する部分(性癖とか性依存とか)が

発端とは限らなくて、ストレス、征服欲、生育環境、

様々な認知のゆがみ、劣等感、自信のなさ、トラウマ等

色々な要因があるそうです。

中には被害経験から加害に走るケースもあるとか。

痴漢行為をする人は会社で責任やストレスを抱えた人が

多いそうですし、加害者が何らかの苦しみを持っている

ケースは少なくないのかもしれません。

ただでさえコロナだ少子高齢化だ年金問題だなんだと

生きづらい世の中ですし。

ただね。

だからって誰かを犠牲にしていいわけじゃない

性犯罪はれっきとした犯罪です。

犯罪で行なわれるのはっれきとした加害です。

危害を加えるのが加害です。

自分もつらいんだよ!と吠えたところで

犯罪は犯罪、危害は危害です。

誰だってつらさと闘いながら生きているんです

 

被害者は安全な生活を、人権を、平穏な人生を、

加害者によって損なわれてしまいます。

特定の加害者が怖くてその出現に恐怖する人も

います。

生活に必要不可欠な公共交通機関が地獄と化す

人もいます。

加害者が分からなくて、世の中の半分を占める

男性全体に対しておびえながら過ごすことに

なる人もいます。

生活の一部だった場所で被害にあって、その

場所に近づけなくなってしまう人もいます。

家から出ることすら困難になる人もいます。

一人の人間ではなくもののように扱われれば

自尊心も自己肯定感も深く傷つきます。

あまりの恐怖に耐えられず、記憶を失ったように

なってしまう人もいます。

そういうことをされた自分が許せなくて、

とめどなく自分を責めてしまう被害者もいます。

性犯罪の被害は

悪い意味で大きく人生を変えてしまうのです

 

幼少期から性犯罪にあってきたバウナーも、

ずっと被害の記憶に苦しんできた一人です。

幼少期の一度の被害が特に深刻だったせいで

しばらくは記憶が抜け落ちていたし、被害に

気づいてからはずっと犯人が憎くて、ずっと

自分を責めていて、ずっと人生が苦しかった。

 

でもね、思ったんです。

顔も名前もわからない犯人は、生きているか

捕まったかもわからない。でもゆきずりの

相手だったこちらのことなんてまず覚えちゃ

いないし、たとえ捕まって裁かれていなくても

死んだら必ず地獄に落ちる。

だったら、

そんなろくでもないクズ野郎の気まぐれに、

自分のたった一つの大事な人生を恐怖と苦痛に

満ちた苦しくて窮屈な暗い時間に支配されて

たまるかって。

全てを忘れることなんてできないし、できても

してやらないけど。ひとりの被害者として生きて

いくより、ひとりの人間としての豊かな時間を

取り戻そうって。

犯人のことは絶対に許さないけど、憎むことで

犯人に対して貴重な時間やエネルギーを使って

あげちゃうのはあまりにもったいなさすぎるし、

そんなことをしていてもクズな犯人の苦しみは

大して増えやしない、そんならその分の大きな

エネルギーと時間を自分を幸せにする方向に

使おうって。

当時の自分のうかつさや無防備さは嫌という程

後悔して反省して今に生かしているのだから、

自分を責めるのももう十分じゃないかって。

 

いまは思っています。

クズ野郎なんかに絶対屈しない!

めいっぱい自由に幸せになってやるぞー!って(笑)。

降って湧く災難に打ちひしがれた

たくさんの声なき人たちが、

自我にねじ込まれてしまった

被害の意識にとらわれすぎず、

ひとりでも多く、少しでも早く、

自分の人生を取り返していけますように!

 

今回も最後まで読んでくださって

本当にありがとうございます!

ツンツンしたり重たかったりな

話題が数日続いちゃいました。

全部読んでくれている方、

本当にお疲れさまですありがとう!

素敵なあなたと出会えた素敵なこの世界で

また素敵な明日を一緒につかみにいきましょう!

まったね~!